今年は124年ぶりに「2月2日」が節分。ズレる理由は、1年が365日ではないから!?

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setubun

今年は、2月2日が節分です。

豆まきをしたり、恵方巻きを食べたり……

掃除が面倒な豆まきは小学校以来、していません(笑)。

 

そんな合理主義でロマンも消えた、立派な大人になった私。

普段、仕事漬けで曜日感覚も失せてしまっていますが

アレ?2月3日が節分じゃなかった?。と、ふと疑問に。

自分がボケ始めてしまったのか、気になったので、調べることにしました。

 

そもそも節分ってどう決まってる?

そもそも、立春の前の日を節分といいます。

この立春というのはカレンダーは関係なく、地球と太陽の位置関係で判断していて

太陽黄経315度と決まっています。その315度というのが、2月4日あたりなのです。

 

節分がズレる理由。

 

節分がズレる理由は、ズバリ1年が365日ではないからです。

カレンダー上の一年は人間が、365日と分かりやすくしています。

しかし、本当の一年は、地球が太陽を一周する期間(公転周期)なのです。

それが365日+約6時間なんですね。

その、約6時間のズレがあるので、4年に一回をうるう年として日付を調整して、

ズレを補正しています。(2月29日を作り、1日(6時間×4年分)を合わせている)。

 

しかし、先も言いましたが、これは”約6時間”。

6時間きっちりで4年毎に、うるう年を必ず作っていると少しずつズレが生じてきます。

それをなくすために、100で割れず、400で割れる年はうるう年にする方法で更に調整しています。

 

この調整の結果、カレンダー上はうまく暦があうように見えますが、太陽黄経315度と決まっている立春は前後して、日付がずれてしまいます。

その結果、節分も一緒にズレてしまうのです。

これが節分が前後してしまう原因だったんですね。

(私の頭は、まだボケてないようで安心しました(笑))

来年以降の節分はどうなるの?

来年以降も少し、この2月2日が続くようです。

カレンダーで確認して、恵方巻を食べる日を間違えてしまわないように注意しないといけませんね。

 

今年は124年ぶりの2月2日の節分。暦のマジックに思いを馳せながら、恵方巻を食べてみるのもよさそうです。

今年の方角は南南東だそうですよ!